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【Wooting 60HE+ module】レビュー キースイッチやキーキャップを持っている人向けの基盤キット

2024年3月21日キーボード

こんにちはえだまめ(@DeviceXplorer)です。今回はWooting 60HE+ moduleを紹介します。

Valorant Champions Tour(VCT)でも圧倒的な使用率を誇る60HEですが、Wootingからハードウェアの改善を施しパワーアップした60HE+が発売されました。

60HE+には購入の選択肢が2つあり、すべてセットになっていて届いたらすぐに使うことのできる60HE+とキースイッチやキーキャップ、ケースを自分で用意する必要が値段の若干安い60HE+moduleがあります。ケースやスイッチの換装予定がすでにある人は60HE+moduleを選択すると安く済ませることができます。

60HEと60HE+の違い

スペースやエンターなどの大きめのキーを傾かずにまっすぐ押し込めるようにするスタビライザーという部品があり、60HEでは穴にはめ込む方法でのみスタビライザーを固定できましたが、60HE+ではネジ固定式のスタビライザーの装着もできるようになったため従来のはめ込み式とネジ固定式の2種類のスタビライザーを装着できます。この変更によってスタビライザーのカスタマイズの幅が広がりました。

60HE+と60HE+moduleの違い

1.スイッチプレート

スイッチをはめるプレート(スイッチプレート)が60HE+moduleではポリカーボネート(PC)に変更されています。スチールプレートでは高い打鍵音を得ることができますがポリカーボネートではより深みのある音を得ることができます。詳細はWootingの公式がサウンドテストの動画を公開していますのでそちらを見てみてください。

2.スタビライザー

スタビライザーの固定方法が異なります。60HE+moduleでははめ込み式ではなくネジ固定式のスタビライザーが標準搭載されています。

3.中間フォーム

左:シリコン 右:ポロン

スイッチプレートと基板の間に挟むフォームが通常の60HE+では標準搭載のポロンフォームのみですが60HE+moduleではポロンとシリコンの2種類付属します。
シリコンのほうは全体的に音を静かにしてくれます。ポロンは高音を和らげてくれます。

4.謎のシリコンリング

使い道は謎です。

5.吸音フォーム

基板とケースの間に入れる吸音フォームの形状が異なります。60HE+moduleはWooting公式で販売されているアルミケースに入れることを前提に作られているらしく、吸音フォームもアルミケースにフィットするように作られているらしいです。

付属品

ケーブルのみでキースイッチやキーキャップ、ケース、ストラップは付属しません。
ストラップが付属しないのは少し寂しいですね。

価格

通常の60HE+が26,300円、60HE+moduleが21,100円です。日本に配送する場合は別途送料と関税がかかります。
通常の60HE+ではキースイッチはLekker L60が搭載されていますがmoduleを購入する場合はLekker L60、L45どちらかを半額で購入することができます。

60HE+moduleがおすすめな人

60HE+moduleは製品の性質上、ケースやキーキャップ、キースイッチを持っている人、もしくはケースやキーキャップを換装予定の人にお勧めすることができます。
今のところカスタマイズにあまり興味がなく、シンプルにWootingが欲しいという人は無難に通常の60HE+を買うといいと思います。
めちゃめちゃカスタマイズして自分だけのキーボードを作ってやるぜって人は60HE+moduleを買うと良いと思います。
通常の60HE+を買った人で後からカスタマイズに興味が出た人もmoduleと同様にカスタマイズを楽しむことができます。

製品ページ

https://wooting.io/ja/wooting-60he-module

キーボード

Posted by edaamamee