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ブレーキ感のコントロールバランスマウスパッド【WAIZOWL 梟(Fukurou)】

2023年11月30日マウスパッド

こんにちわ、えだまめ (@DeviceXplorer)です。今回はWAIZOWLから発売されているゲーミングマウスパッド、梟(Fukurou)をレビューします。

このマウスパッドについて

引用:https://ka-ei.co.jp/

WAIZOWLは一作目のゲーミングマウスOGMPROで話題となったデバイスメーカーです。そんなWAIZOWLから初となるゲーミングマウスパッドが発売されました。

ネイビーを基調とした暗めのデザインが特徴的で、WAIZOWLのロゴにもなっているフクロウが描かれています。また、表面にはWAIZOWL独自開発の生地が使用されています。

梱包・巻き癖

フラットパッケージに梱包されています。
巻き癖を気にすることなく開封直後からフラットな状態で使用することができます。

サイズ

サイズは490 mmx 横420mm x 厚さ3.5mmの長方形サイズのマウスパッドです。

デザイン

ネイビーを基調とした暗めのデザインで中央にはフクロウが大きく描かれています。所々に紫色が使われているのが個人的には好みです。

エッジ

エッジにはステッチ加工が施されています。幅は細目です。ステッチはマウスパッド表面と同じか、低くなっているためマウスが端まで来ても乗り上げることはなく、腕や手首が引っ掛かることもありません。ステッチ加工の品質は、非常に良いです。縫い目に隙間は一切見られず、ほつれなども見当たりません。

ほつれなどが出やすいステッチの終端も非常にきれいです。ステッチ加工の精度は非常に高いです。

底面

ベースには高密度ポリウレタン素材ベースが採用されています。グリップ性能は強力で、マウスを大きく振ってもズレることはないです。

自分が使用している木目調の凹凸がある天板ではズレることはありませんでした。開封直後は少しベタついていました。

中間層

中間層の厚さは3.5mmで指で強く押すと沈み込み、指が底打ちする感触があります。平坦度が高く指を離すと同時にフラットな状態に戻ります。LGG Saturn Pro softより少し硬いように感じます。柔らか過ぎず硬すぎず、適度な沈み込みです。

表面

WAIZOWL 梟(Fukurou)の表面には独自開発の生地であるsilky Featherが使用されており、肌触りがとてもよいです。似た触り心地のマウスパッドにX-raypad MinervaDNAがありますが、それよりは少しザラツキを感じます。

表面の拡大写真を見てみると糸が隙間なく織られていることが分かります。

MinervaDNAと比べるとMinervaのほうがより糸がぎっしりと敷き詰められていますがフクロウのほうが糸が横に細く長く織られています。

また撥水性があり、水を垂らしても染み込むことはありません。湿気に強いです。

操作感

引用:https://twitter.com/WAIZOWLJapan/status/1704077747583348787

WAIZOWL 梟(Fukurou)の滑走速度は公式からはスピードよりのバランスタイプと紹介されていますが、コントロール寄りのバランスタイプのように感じます。

滑り出しが特別軽いわけでもなく、切り返しも並み程度の抵抗があります。マウスを押し下げると抵抗感が増し、止めやすくなる印象です。公式の紹介と異なった操作感になった理由としてマウスへの力の入れ方が関係しています。かぶせ持ちやつかみ持ちといったマウスを押し下げる力が入りやすい持ち方だとマウスパッドの抵抗感が増し、マウスのブレーキがかかりやすくなりますがつまみ持ちのようなマウスを押し下げる力が入りずらい持ち方だと滑り出し、切り返しともに軽くなりますが、抵抗感がなくマウスを止めずらい印象です。

ゲームでの使用感

WAIZOWL 梟(Fukurou)はVALORANTなどのフリックfエイムが主体となるゲームに特に適しています。マウスを押し下げることによって抵抗が増していく操作感はフリックエイムとの相性がいいです。
Apex Legendsのようなトラッキングエイムがメインとなるゲームでは、少し脱力した状態でマウスを握ることでなめらかな操作感を得ることができます。

まとめ

良い点
  • 触り心地が良く湿気に強い表面
  • 表面と同じか低くなっているステッチ
  • 強力なグリップ性を持つ底面
  • マウスを押し下げる力によってブレーキ感の変化を感じやすい操作感
  • 昨今のマウスパッドとしては買いやすい価格設定
悪い点
  • デザインを選択できない
  • 人によって操作感が異なる可能性

フラットパッケージに梱包されているため、開封直後から巻き癖を気にせずに使用できます。エッジのステッチ加工の精度は非常に優れています。隙間やほつれはまったくありません。
ベースには高密度ポリウレタン素材が採用されています。
表面にはWAIZOWL独自の生地であるsilky Featherが使用されており、触り心地が良いです。また、撥水性があり湿気にも強いです。
操作感は滑らかで、滑走速度も中程度です。マウスを少し押し下げるとブレーキがかかり、マウスを止めやすくなります。さらに強いブレーキ感を得るためには、さらに押し込む必要があります。
マウスを軽く握った状態では、滑り出しや切り返しも軽く、なめらかな操作感を得ることができますが、ブレーキ感が非常に弱くなり、マウスを止めるのが困難です。

このマウスパッドはコントロール寄りのバランスタイプを探していて、マウスの止めに安定感が欲しい人に適していると感じました。
価格が5580円と昨今のマウスパッドととしては買いやすい価格設定になっているのもいい点ですね。

今回はWAIZOWLから発売されているゲーミングマウスパッド、梟(Fukurou)をレビューしていきました。ありがとうございました。