【LGG Saturn Pro 2023ver Soft】レビュー Saturn Proは馴染みやすい操作感で使いやすい！！
こんにちは、えだまめ(@DeviceXplorer)です。今回はLGGから発売されているゲーミングマウスパッド、Saturn Pro 2023ver Softをレビューします。
目次
Saturn Proについて
LGGはNAのPCゲーム用周辺機器などを扱うECサイトで、現在ではオリジナルのマウスパッドやゲーミングマウスも展開しています。
その中でも旧Saturn Proは優れたマウスパッドとして多くのプレイヤーに使用されてきました。
2023verではマイナーチェンジが実施されました。
主な変更点は、厚みが3.5mmから4mmになり、硬度（マウスパッドの硬さ）をsoftとxsoftから選択できるようになりました。
今回はsoftをレビューしていきます。
色は旧作と同様、黒と赤の2種類から選択できます。
サイズ
今手元にあるのが490×420の長方形のXLサイズ、それ以外に500×500のXL SQサイズもあります。
梱包・巻き癖
このマウスパッドはフラットパッケージに梱包されています。厚紙のパッケージの外側に段ボールの箱で梱包されています。輸送中に折れ曲がったりすり心配は無さそうです。開封直後からフラットな状態で使用することができます。
デザイン
デザインはよくある単色のシンプルなデザインです。
右下にLGGとSaturnのロゴが入っていますが旧作と比べるとサイズが小さくなっています。
エッジ
エッジにはステッチ加工が施されています。幅は細目で手首が触れても痛みは感じません。ステッチはマウスパッド表面より低くなっているためマウスが端まで来ても乗り上げることはなく、腕や手首が引っ掛かることもありません。
ステッチ加工の品質ですがマウスパッドの角の隙間が少し目立つ気がします。あと、ステッチの縫い終わりの糸のほつれも少し気になりました。実用上は全く問題ないのですが神経質な人は注意が必要です。
底面
ベースには高密度ウレタンフォームで知られるポロンが採用されています。グリップ性能は強力で、マウスパッドを大きく振ってもズレることはないです。自分が使用している木目調の凹凸がある天板ではズレることはありませんでした。
中間層
中間層は指で強く押すと沈み込み、指が底打ちする感触があります。指を離すとわずかに遅れてフラットな状態に戻ります。マウスパッドのどの部分を押しても同じ押し心地なため、マウスをどの位置で滑らせても滑走は安定します。
表面
表面はポリエステル製でさらさらしています。肌が擦れても痛くはないです。さらさらとはしていますが触り心地がすごくいいわけではなく、肌で触れると布の質感を感じます。右下のロゴの部分は質感が異なります。マウスを滑らすと少し違和感を感じました。
表面の拡大写真を見てみると多少隙間のある平織りのように見えます。右の写真はSaturn無印ですが、織り目は同じように見えます。表面に変化は無いようです。
操作感
このマウスパッドの滑走速度はスピードが少し早いバランスタイプです。滑り出しが軽く、少ない力でマウスを動かし始めることができます。マウスをストッピングする際には表面の摩擦と自分の力で止めるほかに、中間層が柔らかいため、マウスを押し下げ追加の摩擦を得ることで、ブレーキ感の強いストッピングも可能です。マウスを押し下げる力を調節することでブレーキ感が変化します。縦と横では多少、滑りに差があります。表面はさらさらとしているため、素肌でも問題なく操作できます。
Saturn無印と比較すると、マウスの滑り出しや滑走速度に大きな変化はありませんが、Proはベースがポロンに変わったこともあり、マウスを押し下げてのストッピングが非常にやりやすく感じます。
ゲームでの使用感
Saturn Proはあらゆる種類のプレイスタイルやプレイするゲームに対応できますが、特にValorantやCSGOといった、精密なエイムが求められるゲームとの相性がいいように感じます。軽めの滑り出しと適度な滑走速度により、視点操作がやりやすいです。また、硬度softでは、意識したときだけマウスを押し下げることができるため、マウスのストッピングが容易で高速でより正確なフリックも可能でしょう。
ソールは、点ソールのような小さなソールだと沈み込みやすく、中、大型のマウスソールだと操作感を得やすいと思います。ですがそこは個人の好みなので自分に合うソールを見つける必要があります。個人的には中、大型のマウスソールが適していると感じます。
Apex Legendsのようなトラッキングエイムがメインとなるゲームでも相性はよく、軽い滑り出しと引っ掛かりのない表面は対象を追う操作を阻害することはありません。マウスの切り返しも容易に行えますがスピードタイプなどの滑走速度が速いマウスパッドを使用していたプレイヤーなどは使い始めはもたつきを感じる可能性があります。
まとめ
良い点
- ステッチの背が表面より低い
- 底面のグリップ性能が強力
- 肌が痛くない表面
- 馴染みやすい操作感
- 幅広いゲームに対応できる
悪い点
- ロゴの部分だけ品質が異なる
- ステッチにすきまやほつれがある
今回はLGG Saturn Proをレビューしていきました。フラットパッケージに梱包されているため、開封直後から平らな状態で使用できます。ステッチは幅が狭く表面より背が低いため、腕や手首が擦れることはありませんがステッチにはほつれや隙間があったりと品質はイマイチです。底面のグリップ性能は強力です。
滑走速度はスピードが少しだけ早いバランスタイプです。滑り出しが軽く、マウスを押し下げることで容易にマウスのストッピングが可能です。中間層は柔らかいですが、意識してマウスを押し下げない限りは沈み込まないため、マウスの滑走は安定します。
Saturn Proは操作感がよく扱いやすいスタンダードなマウスパッドです。滑り出しが軽く、滑走が安定していて、押し下げることでマウスのストッピングもやりやすいです。あらゆるプレイスタイルやゲームに対応できます。中間層が硬いマウスパッドが好きな人やマウスパッドの品質が気になる人（神経質な人とか）には適していません。これに当てはまらない人にはおすすめできるマウスパッドになっています。
中間層が硬いマウスパッドが好きだけどSaturnを試してみたいという人には、マウスの止め性能は劣りますが、ベースが天然ラバーのSaturnもあるのでチェックしてみてください。